メッセージありがとうございます。また、お読みくださったことにもお礼を申し上げます。 ご懸念の点についてですが、この話の語り手は私=作者ではなくあくまでもキャラクターですので、「このアルゴニアンはそう考えた」、「彼にとってはそう感じられた」ということなのだとご理解いただければと思います。 作者として私が、「メルセルはこんなヤツだ!」と言いたいわけではないのです。 私自身としては、メルセルがどんな気持ちで義賊の像を目にしていたか、後ろめたさや迷いはなかったか、それとも、単に美術品として価値があるから持っていただけで「義賊なんて欺瞞にすぎない」とドライに考えていたかもしれない、等、思うところはあります。 それこそ、おっしゃるとおり、想像の余地ですね。
ただ、ご指摘いただいて読み返してみると、むしろキャラクターとして、ここまではっきりとメルセルを敵視するほど熱い奴だったっけ?という疑問が出てまいりました。 他人がどうだろうと別にどうでもいい、というタイプのはずなのに、ずいぶんギルドの怒りに流されてるなぁと。 そんなわけで、ただいま改稿を考えております。
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