投稿時間:2010/8/26(木)10:20
投稿者お名前:ラッキング
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タイトル: 素人さんへ2

素人さん 中々良く観察されていますね

私の知る限り量販店ではセット配管が主流な様です
(量販店によっては違うかも解りません

10年以上前ですが知人が量販専属で仕事していたので
繁忙期頼みこまれて数日応援に行った時に色々と聞きました
体力的に厳しいのと個人ユーザーを相手にするのが大変で2〜3日
で勘弁してもらいましたが(・_・;)

その時に聞いたのは量販ではフレア加工の不良リスクの軽減と
時間短縮 販売時のキットとして客に購入してもらう等の理由で
セット配管なのだと聞きました 値段は大量仕入れなのでかなり安価
みたいでした、
内容は空調業界からすればマイナーなメーカーでした

原則配管の切断はしない様子でした
顧客が引っ越しの時等に「家は7mの配管セット買ったのに6mしか無い」
と言ったクレームが頻発したらしく顧客から切断してくれと
頼まれない場合は切断しませんでしたその時も後日クレームに成らない
様に 説明していました、
配管延長時はペアコイルを1m単位で追加工事としてフレアユニオンで
接続してました、

まぁ実際フレアは一回きりで再使用しないのが常識なんですが・・・

そんなこんなで現場でのフレア加工は余りしない様子でした
(品質を一定に管理するには理にかなう方法かも)

電線も基本はセット配管に含まれそれには2.0/2cが2セット(4芯分)
が同梱されていましたが扱い辛いので1.6/3芯を使ったのかも
それでもやはり心情的には2.0使用ですね、

リークテストは真空引きで-0.1mpa確認後数分間圧力の上昇が無いかで
判断しています 負圧でのテストなので確実とは言えませんが
石鹸水等によるテストは 出来ても室外機側だけでしょうね
施工手順から 室内機側は既に施工完了状態がほとんどだと思いますし
あとはリークテスター等で調査するか
窒素等の不活性ガスで加圧するのが理想ですが 家庭用では時間等の
理由で非現実的かと思います、

真空ポンプに付きましては心配なら 施工前に電動でお願いするか
ですかね、
手動式の場合構造的に電動等の湿式に比べれば到達真空度は低く
実際に雨水等の混入が有った場合に必要な真空乾燥には使用できません

メーカーも晴天での施工など使用条件も公にアナウンスしています
メリット的にはレシプロ運動による短時間で多量の空気を排出出来る
電源が不要等ですかね
製品価格的には 電動ポンプより高価なのでそれほど普及はしていない
と思うのですが(受注生産ですし)

何れにしても施工する業者がこれ等真空引きと真空乾燥の違いを理解した
上で正しく使用するのが肝要かと思います。

チェック項目は大体そんな感じでOKかと
真空引き後のリークチェックは5分ほど観察して実際素人さんも目視で
確認させてもらうのが良いかと

後はドレンの排水が速やかに行われるか実際に室内機のドレンパンに
水をじょうろ等で水をいれてもらい確認してもらいましょう

欲を言えば最大能力運転時に運転電流や圧力を測定する等して観察するのが理想
ですがインバーターですし 時間的に無理が有りそうですかね
(定格との比較 1.6mmや2.0mmに実際どの位流れているか等など)

ではでは取り合えず m(_ _)m





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