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▼三年大川 RES
11.「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(ドラマ)脚本:坂本裕二
 それぞれに辛い過去を背負っているにも関わらず明るく前向きに生きようとする主人公の音と練の二人を中心としながら、彼らを取り巻く四人の男女の想いが複雑に絡み合いながら物語が進んでいく群像ラブストーリー。
 全体的に穏やかな物語である印象的だった。「あきらめること」を教え込まれた主人公の音や人を疑うことを知らない練など登場人物の育ってきた環境、生きている状況に切なくなりながらも幸せになろうとする登場人物の姿が感動的だった。また、主題歌の手嶌葵「明日への手紙」が冬に放送された本作に合っていてとてもよかった。

12.「ラヴソング」(ドラマ)脚本:倉光泰子、神森万理江
 吃音症のため対人関係に苦手意識を持つヒロインの少女と、元ミュージシャンで臨床心理士の主人公が音楽を通して心を通わせるラブストーリー。
 ヒロインである吃音症のさくらを描くなかで、綺麗なだけではない人間の感情や姿を丁寧に描いていたと感じた。また、主人公神代を演じる福山雅治と歌を歌う場面もさくらを演じる藤原さくらは元々歌手であるので、聴いていて感動した。
 
13.「あなたのことはそれほど」(ドラマ)脚本:橋部敦子 原作:いくえみ綾
三好美都(波瑠)は中学時代の初恋相手・有島光軌(鈴木伸之)を忘れられない、運命や奇跡を信じる夢見る26歳。ある日、勤務先の眼科医に患者としてやってきた渡辺涼太(東出昌大)に一目惚れされ、デートするうちに次第に惹かれていく。しかし彼からのプロポーズには全くときめくことが出来なかった。“今”は一番好きな人である涼太と結婚し平穏に暮らしていた美都だったが、偶然有島と再会してしまうのだった…。
 一見完璧な夫である涼太が物語が進むにつれて、狂気じみていく姿が恐ろしかった。不倫をする美都と有島の身勝手でありながら、人間らしい行動や、深すぎる愛情を持つ登場人物が最終的にかつて愛していた人を「それほど」と感じるようになっていく様はリアルな人間像であるのではないかと思う。

14.「過保護のカホコ」(ドラマ)脚本:遊川和彦
 両親から溺愛され、超過保護状態で育てられたカホコは未だに母の助けなしには起きられず、朝服も選べない箱入り娘。ある日、同じ大学に通う画家志望の麦野はじめから「お前みたいな過保護がいるから日本が駄目になる。」と批判されたカホコは初めて自分に向けられた棘のある言葉に驚き、意味が分からないままショックを受ける。
 純粋すぎる過保護のカホコが親離れ、子離れ、恋、反抗期などを通して成長していく物語である。特に印象的だったのはカホコの従弟であるイトのカホコに対する嫉妬心が垣間見える場面である。純粋すぎるカホコはリアリティがないキャラクターだが、それに反して他のキャラクターは人間味があり、面白かった。
 
15.「奥さまは取り扱い注意」(ドラマ)脚本:金城一紀
 訳ありの人生をやり直し、人がうらやむセレブな専業主婦となった主人公。一見幸せに見える主婦たちが抱えるトラブルに首を突っ込む中で、ご近所の主婦たちのとの友情や旦那の存在により、本当の優しさと温かさを知っていく。
 元々特殊工作員であったという特別な過去を持つ主人公が、よくありそうな主婦や近所の問題を体を張ったりしながら解決していくという物語が面白かった。主人公を演じる綾瀬はるかのアクティブな動きも楽しく、仲がいいご近所さんでも義母や旦那との関係がうまくいっていないなどの問題があるという点がよかった。

16.「東京タラレバ娘」(ドラマ)原作:東村アキコ 脚本:松田裕子
 あの時彼がもう少しセンスが良かったらプロポーズを受けていたのに(倫子談)。バンドマンの彼がもう少し芽が出る可能性があったら'(香談)'。こうしていたら……、ああすれば……、高い理想を掲げて根拠もなく仮定の話を積み上げているうちに、気が付けば独身のまま33歳になっていた。脚本家の鎌田倫子は、恋も仕事も上手くいかず、高校時代からの親友である香、小雪と焦りながらも「女子会」を繰り返す日々を送っていた。そんな話ばかりしていると、突然、金髪の美青年に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまう。
 倫子、香、小雪はそれぞれ異なる個性を持つ女子であり、タラレバをいいながら「女子会」を開く三人はよくありそうな姿であった。タラレバ娘と言われ、恋愛や仕事にそれぞれ真剣に取り組み始める姿や、喧嘩を通して深まる友情が観てて面白かった。

17.「うちの夫は仕事ができない」(ドラマ)脚本:渡辺千穂
 イベント会社に勤める小林司(錦戸亮)は見た目・学歴・収入ともに申し分ない理想の夫。しかし実際のところは会社でミスを繰り返すお荷物社員。自分を尊敬する妻・沙也加(松岡茉優)にだけはその事実を知られたくないと思っていた。司は厳しい上司・土方(佐藤隆太)率いる新しい配属先で風当たりに耐えながら一生懸命仕事に打ち込むが、ひょんなことで退職を迫られるピンチに立たされる。そんな矢先、沙也加の妊娠が発覚して…。
 優しい夫と可愛らしい新妻が中心の全体的にほのぼのとした物語だった。ほのぼのとした物語の中で、会社の中でお荷物社員とされていた司が懸命に頑張る姿やそれを支えようとする沙也加の姿には感動した。

18.「カルテット」(ドラマ)脚本:坂本裕二
 それぞれ弦楽器をたしなむアマチュア演奏家の30代男女4人は、ある日練習していた東京のカラオケボックスで偶然出会い、弦楽四重奏のカルテット「ドーナツホール」を結成する。元プロ演奏家で現在は専業主婦の巻真紀、高名な音楽家を祖父に持ちサラリーマンをしている別府司、路上演奏をするチェリストの世吹すずめ、フリーターの家森諭高の4人は、それぞれ演奏家としての夢を諦めきれない者たちだった。
 サスペンス、ラブストーリー、コメディーという要素を含んだ物語であり、毎回次回が楽しみになる作品だった。松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平という大人な雰囲気をもつ俳優を中心に物語が進み、椎名林檎が手掛けた主題歌である「大人の掟」を上記の四人が歌うエンディングも素晴らしかった。

19.「先に生まれただけの僕」(ドラマ)脚本:福田靖
 主人公の鳴海涼介は、総合商社に勤めるサラリーマンであったが、突然事例が言い渡された。鳴海は長年採算が取れていない京明館高校の校長となり、再建するように命じられる。鳴海はビジネスマンとして培った手法で、学校という独特な考え方が蔓延する場所で、経営再建のための様々な手を打ち、徐々に教師、生徒そして学校は変わり始める。
 一般企業に勤めていた元サラリーマンから見た「学校」という存在の見方が新鮮で面白かった。「学校」の独特な考え方やルールの中でしか生きていなかった生徒や教師とどう付き合うのか、どう折り合いをつけていくのかというのが見どころであると思う。

20.「海月姫」(ドラマ)原作:東村アキコ 脚本:徳永友一 
 クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの「クラゲオタク女子」がとある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁がないと思っていた恋を知り、新しい自分、生き方を見つけていく姿をギャグを交えて描くコメディー作品。
 芳根京子演じる月海をはじめとした登場人物が個性豊かで面白いとともに、兄弟との三角関係で美しく変わっていくという王道の物語でよかった。また、主人公以外の仲間も物語が進んでいく中で、自分の中に引きこもりがちな様子が変化していく姿も感動した。

以上20点です。
提出が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした。
2018/9/10(Mon)13:32 ...No.1639
▼TA平野
テレビドラマは夫婦関係や学校など「当たり前」と思われている価値観を揺さぶるような作品が放送されてきました。感想を読んでいて、ドラマで描かれる職業や価値観、ライフスタイルが非常に多様化してることがよくわかりました。
2018/10/11(Thu)10:52