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▼二年金成 RES
夏休み課題 1〜10

1『K 7STORIES Episode2 SIDE:BLUE 天狼の如く』(映画)
原作GoRA×GoHands 監督 鈴木信吾
アニメ『K』の外伝である小説を原作としたアニメ映画。全7エピソードを各月1エピソードずつ6ヶ月にわたり上映する。(1つは同時上映という形式である。)今作は「青の王」宗形礼司率いるセプター4に焦点を当てた話になっている。
アニメ『K』の時間軸よりも過去の話になっており、セプター4や「青の王」宗形礼司への理解を深めることができる内容である。新入隊員楠原剛を主軸として物語が展開しその成長が描かれる。また宗形に対して不信感をもつ善条剛毅を通して宗形の王としてのあり方が分かる。物語の後半で楠原に起こった出来事は衝撃的であり、原作を読んで知っていても思わず息を飲む展開であった。アニメ『K』はシリーズを通して作画がとてもきれいでアクションも多いので見ごたえがある作品だと思う。

2『さよならミニスカート』(漫画)
著者 牧野あおい
学校で唯一スラックスを履いて登校する女の子が主人公の作品。周囲から奇異の目で見られながらも堂々と生活している。主人公がスラックスで登校するようになった理由としてアイドルの握手会で起こった事件が描かれる。
少女漫画雑誌である『りぼん』でジェンダー問題をテーマとした作品が連載開始したことに驚いた。ジェンダーに対する典型的とも言える意見を周囲が述べるなかで、主人公が男子生徒に対して啖呵を切るシーンがかっこよかった。主人公はある事件によって心に傷をかかえていて、今後それをどのように乗り越えていくのか気になる。またジェンダーについてがテーマだと思われるが、それだけでなく恋愛要素もあるので今後の展開に期待したい。

3『蛍火の杜へ』(映画)
原作 緑川ゆき 監督 大森貴弘
夏に祖父の家に遊びに行った蛍は妖怪が住むという森で迷子になる。そこで人間に触れると消えてしまうという妖怪を名のる少年、銀に出会う。毎年夏に会う約束をした二人は徐々に心を通わせていく。
作中で手を繋ぐシーンが何度か出てくる。祖父やクラスメイトとは普通に手を繋ぐが、銀とは木の棒を介したり紐で繋いだりと触れ合うことがない。身体的な距離と精神的な距離が比例していないところが切ない。銀とは最終的に別れることになってしまうのでその点も非常に切ない。しかし二人にとっては救いのある終わりでもあったと思う。人間と妖怪の交流を描いた作品であるが、人間同士の関係にも共通するところがあると思う。

4『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』(映画)
原作 佐島勤 監督 吉田りさこ
春休みにバカンスに訪れた島で主人公の司波達也たちは海軍の研究所から逃げてきた少女と出会う。自分と同じように危険な研究に協力させられている仲間を助けてほしいと言われた達也たちはその願いを叶えるために動き出す。
この作品は魔法が現実のものとなった世界が舞台である。しかしファンタジーというよりは科学の進歩の果てに魔法があるという感じがする。この映画では非人道的な研究をさせられている少女が登場する。科学者の倫理観や科学の繁栄とともに発生する危険性について考えさせられる内容だった。またキャラクターそれぞれに見せ場とも言える戦闘シーンが用意されていた。魔法の描き方がとてもかっこいい作品だと思った。

5『曇天に笑う 外伝 決別、犲の誓い』(映画)
原作 唐々煙 監督 若野哲也
国を脅かす魔物である大蛇討伐から1年後が舞台。大蛇討伐のために結成された部隊である犲の過去と現在を描いている。
犲の隊長であった曇天火は両親が死んだ後残された兄弟のために犲をやめる。その際の葛藤と仲間との決別の様子が見ていて辛かった。大切なものを守るために大切なものを手放すことの苦しみが感じられる。しかしそうして苦しみながらも笑うことを忘れない天火の様子は前を向くことの大切さを教えてくれる。最終的には決別した犲のメンバーとも和解していてこの映画は和解後の話が描かれている。犲の指導をしていた天火の父親の墓前で大蛇討伐と犲の解散を天火を含めたメンバー全員で報告する様子が感動的だった。

6『曇天に笑う 外伝 桜華、天望の架橋』(映画)
原作 唐々煙 監督 若野哲也
大蛇細胞を用いた実験の被験者が逃亡する。大蛇実験が続けられていることを知った曇空丸は禁忌とも言える実験を調べることになる。調査の過程で大蛇討伐を果たし、解散したはずの犲が実験に関与していることが分かる。空丸は恩師でもある犲のメンバーと衝突することになる。
大蛇を討伐する側であった犲が実験に協力していることを知り、空丸は剣の師匠でもある犲の隊長、安部蒼世と戦う。自分のことを助けてくれた師匠と対決することを決心した姿や、その結果師匠に一撃を与えることができた様子に空丸の成長が感じられた。また逃亡した被験者を何とか救おうとする様子からも精神的な成長が感じられた。エンディングでは登場人物それぞれのその後の様子が描かれていて、外伝の最終章に相応しい内容だった。

7『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』(映画)
原作 川原礫 監督 伊藤智彦
AR技術を使用したゲーム内で死亡したプレイヤーの記憶が失われるという事件が起こる。この事件にアスナも巻き込まれしまい記憶の一部を失ってしまう。キリトはアスナの記憶を取り戻すために戦う。
事件によって失われる記憶は楽しいだけのものではなく、辛いものも含まれる。辛い記憶なら忘れてしまった方がいいという意見に対して、アスナは辛い記憶でも今の自分をつくるものの一つであり大切なものだと述べる。楽しいことや良いことだけで自分ができているわけではなく、辛いことや苦しいことも経験したうえで自分という存在ができていることを再認識することができた。ボスキャラとの戦闘の際にこれまで登場したキャラクターたちが勢揃いするところも劇場版ならではの魅力だと思った。

8『K 7STORIES Episode3 SIDE:GREEN〜上書き世界〜』(映画)
原作 GoRA×GoHands 監督 鈴木信吾
裕福な家に生まれたが束縛されることに嫌気が差した五條スクナは家を飛び出し、jungleというSNSアプリを利用することで追っ手をかわしていた。ある日jungleの創始者であり「緑の王」でもある比水流と接触したスクナは、彼と直接会うためjungleの最強ユーザーである御芍神紫に挑む。
自分を支配できるのは自分だけという言葉が印象的だった。敵わないと思いながらも御芍神紫に挑むスクナの姿は自分の手で何かを掴み取りたいという意思を感じさせるもので、私もそうなりたいなと思った。場面ごとに和の雰囲気であったり近代的な雰囲気であったりと演出を変えていたところもおもしろかった。またスクナの母親がしっかりと描かれず、どことなく狂気的に表現されているシーンはスクナからはそのように見えていたと考えられる。表現豊かな作品だと感じた。

9『映画 ハイ☆スピード!−Free! Starting Days−』(映画)
原作 おおじこうじ 監督 武本康弘
アニメ『Free!』につながる物語。小学生の時にメドレーリレーで優勝を果たした七瀬遥は中学生になり水泳部に入る。そこで新しいメンバーで再びメドレーリレーに挑むことになる。しかし練習はなかなかうまくいかない。バラバラなメンバーが心を合わせてメドレーリレーに挑戦する様子を描く。
小学生から中学生になり、環境も周囲の人間も変わるなかで悩む少年たちを描いている。自分の気持ちが分からなくなったり、新しい環境が怖くなったりといったことは私も経験があるし、その年代ではよくあるのではないだろうか。キャラクターそれぞれが抱く悩みや葛藤がとてもリアルに感じられた。物語終盤でそういった問題を乗り越えて挑むメドレーリレーの様子はキャラクターたちが心を繋げていくように思えて感動的だった。

10『劇場版 Free!-Timeless Medley-絆』(映画)
原案 おおじこうじ 監督 河浪栄作
アニメ『Free!』の二期を七瀬遥や岩鳶学園のメンバーを主軸としてまとめ、さらに新規エピソードを加えた総集編といえる内容。次の物語へとつなぐものとなっている。
アニメ『Free!』をまとめた内容なので話の展開はすでに知っているが、新規エピソードがあることでキャラクター同士の絆の深さを改めて感じることができた。またアニメには登場しなかった『映画 ハイ☆スピード』のキャラクターも描かれていて『Free!』というシリーズのつながりを知ることができた。この映画だけでアニメ『Free!』の内容をだいたい知ることができるが、前述のようにシリーズのつながりが強い作品なので前の作品を見ておいた方がより楽しめると思う。
2018/9/20(Thu)23:28 ...No.1640