No.1642の記事に対する返信になります

Name
Mail
URL
File [ReadMe!!]
Align left right under none
Text
Pass
▼二年金成 RES
夏休み課題 21〜30

21『ヲタクに恋は難しい』(漫画)
著者 ふじた
周囲に腐女子であることを隠してきた成海は、転職先の会社で幼なじみのゲームヲタクである宏嵩と再会する。付き合うことになった二人であったがなかなか進展しない。
ヲタクならではのエピソードが多いラブコメ漫画。コミケに行ったり二人でゲームをしたりといった様子が描かれている。恋人としてはなかなか進展しないが本当に楽しそうな二人の様子が見られるのでそれでいいのではないかと思う。成海と宏嵩の二人以外にもヲタク同士のカップルが登場する。そちらもヲタクならではといったエピソードが描かれていておもしろい。ヲタクはもちろん、ヲタクでなくとも楽しめる作品だと思う。

22『腐男子先生!!!!!』(小説)
著者 瀧ことは
腐女子の高校生、早乙女朱葉の同人誌を買いに来たのは学校でイケメンと評判の教師、桐生和人だった。桐生が普段はもっさりとした残念な腐男子だと知った朱葉は同じヲタクとして交流を深めていく。
教師と教え子のラブコメといえる作品である。同じジャンルを好む同士として先生と語り合うというのがおもしろい。また先生と教え子、同じジャンルを好む同士以外にファンと絵師という関係性もあり、場面によって変わるのもおもしろい。一つ一つのエピソードが短いのでテンポ良く読むことができる。笑えるだけでなくシリアスな場面もあるのでメリハリがあって読みやすい作品だと思う。漫画版もあるので合わせて読みたい。

23『怪物体質〜monster-ism〜』(漫画)
著者 狂zip
人類の99%が狼男、吸血鬼といった特異体質をもつ世界。主人公の千嘉はなんの体質も持たない「ゼロ体質」であり肩身が狭い思いをしていた。しかしある日事件に巻き込まれ千嘉の体質が目覚めることになる。
皆が特異体質を持つなかで一人「ゼロ体質」であった千嘉は「普通」から逸脱していた。しかし千嘉なりに特異体質がなくとも違う面で努力をしているのが主人公として好感がもてる。物語の序盤で千嘉は「ゼロ体質」ではなくゾンビ体質であることが分かる。ゾンビ体質は死をトリガーとして発動するためやはりなかなか使えるものではなく、また人に言うこともできない。結局千嘉は体質を持っていてもそれを自分から使うようなことはせずに生活している。体質に頼らない生き方をしている千嘉がかっこいい作品である。

24『無能なナナ』(漫画)
原作 るーすぼーい 作画 古屋庵
能力者たちが「人類の敵」と戦うために集められた学園。そこに転校してきた少女柊ナナは「人類の敵」である能力者たちを殺すために政府から送り込まれた暗殺者だった。
「人類の敵」と戦うために集められたというのに本当は自分たち能力者が「人類の敵」であるという皮肉のきいた作品である。主人公のナナは正体がばれそうになったり疑われながらも能力者たちを暗殺していく。様々な能力を持つ能力者たちをなんの能力も持たない「無能」のナナが暗殺していく様子も皮肉がきいていておもしろい。何も知らない能力者たちの中には自身の能力を過信していたり、自惚れていたりする者もいる。力を持ちすぎるのも良くないのだなと思う。

25『ブスに花束を。』(漫画)
著者 作楽ロク
ネガティブ思考のボッチ喪女の高校生、田端花はある朝クラス一のイケメンである上野陽介と鉢合わせする。その時花はヒロイン気取りで浮かれていた。その朝をきっかけに二人の交流が始まる。
主人公の花はネガティブ思考であり、他の少女漫画であるようなかわいい女の子としては描かれない。しかしそこが共感できるポイントでもあると思う。また他人を思いやることができる性格のため好感がもてる主人公である。ヒーローである上野はイケメンではあるが鈍感なので、ネガティブ思考の花とはなかなか進展しない。やきもきさせられることも多いがそういったところが等身大といった感じで良いと思う。他の登場キャラクターも魅力的であるので、今後彼らの関係性がどのように変わるのか楽しみである。

26『うらみちお兄さん』(漫画)
著者 久世 岳
教育番組「ママンとトゥギャザー」の体操のお兄さん、表田裏道。情緒不安定なうらみちお兄さんが子どもたちに人生の悲哀を語る。
この漫画はキャラクターの顔芸がおもしろいと思う。にこにこ笑いながら皮肉を言っていたり絶望的な顔をしていたりところころ表情が変わる。そこがおもしろいし作品の魅力だ。またうらみちお兄さんが語る人生の悲哀や社会の裏側が妙に現実味があっておもしろい。うらみちお兄さんだけでなく他のキャラクターたちもそれぞれ現実味のあることを言っている。子ども向けの教育番組であるのに語るのは大人の闇というのが皮肉的でおもしろい。

27『彼女の腕は掴めない』(漫画)
著者 理央
生まれつき両腕がない少女はある日白鷺と名乗る男に誘拐、軟禁される。実は白鷺は腕の欠損に興奮を覚えるアポテムノフィリアだった。少女と白鷺の奇妙な生活が始まる。
周囲の人々が少女のことを「かわいそう」と言うなかで白鷺は「かわいそうだとは思わない」と述べる。相手のことをかわいそうだと言う時には少なからず相手を下に見ているという白鷺の言葉に納得してしまった。少女は「かわいそう」と言われる日々にうんざりしていた。少女にとって必要だったのはありのままを受け入れてくれる人だったのかと思った。誘拐犯と被害者という関係ではあるが、所々にコミカルな場面があって重すぎない話になっている。

28『マキとマミ〜上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話〜』(漫画)
著者 町田粥
マミはある日尊敬する上司であるマキに呼び出される。なんとマキは衰退した同じジャンルのオタ仲間だった。公式からの燃料供給がなくてもオタク活動を続ける彼女たちの日常を描く。
オタクならではの日常を描いた作品。キャラクターたちがたんたんと会話する様子がおもしろい。あまり表情の変化がないキャラクターたちなのでセリフとのギャップがあるところもおもしろい。タイトルにあるように衰退ジャンルのオタクである女性二人がメインである。オタクならではだけでなく衰退ジャンルならではのネタも多い。そういうこともあるのかと感心しながら読んでしまう作品である。

29『アラサーだけど、初恋です。』(漫画)
著者 310
付き合うことになった山本(28歳)と井上(32歳)。恋愛経験のない二人の初々しい物語。
初々しい二人がかわいらしい作品である。山本さんから初めての彼氏だと告げられた時に井上は彼女がいたことがあるように答える。しかし実際には恋愛経験など一度もなく、表面上は穏やかに振る舞いながらも内心では山本さんのかわいさに悶えている様子がおもしろい。井上は必死に取り繕って大人の対応をしようとしている。そこが高校生を主人公とした少女漫画を読んでいるようで微笑ましい。今後どのような展開になるのか気になる。

30『14歳でも幸せにします!』(漫画)
著者 310
彼氏に振られた日にOLのヒカリは見知らぬ中学生マコトに告白される。ヒカリはマコトと交流していく内に彼と趣味がぴったり合うことに気づく。マコトが中学生だと知りつつも惹かれていくヒカリだったが、マコトはヒカリを振った彼氏の弟だった。
恋愛に年の差は関係ないのだと思わせてくれる作品。中学生ではあるがヒカリのことを一途に思い続けるマコトのことを応援したくなる。マコトとヒカリの趣味が合うのには理由があるのだが、それもマコトの一途さを表していて微笑ましいと感じられる。ヒカリはマコトが元彼の弟だとは知らない。自分が振られた理由についてもしっかりとは知らない。今後ヒカリがそれらの事実を知ったときにどうするのか不安ではあるが、ハッピーエンドになることを期待している。

以上夏休み課題30点です。
2018/9/20(Thu)23:34 ...No.1642