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▼三年 田村 RES
夏休み課題21~30

21『hybrid child』(アニメ)
原作:中村春菊(角川書店)
監督:福田道生
〈あらすじ〉
それはある意味、鏡。機会でも人形でもなく、持ち主の愛情を反映して成長する人の形、それが“ハイブリッド・チャイルド”。これは主人と“ハイブリッド・チャイルド”が紡ぐ想いの物語。主人は“ハイブリッド・チャイルド”に何を願ったのか。“ハイブリッド・チャイルド”は主人の何を映したのか。そして、なぜ“ハイブリッド・チャイルド”は生まれたのか。生涯ただ1人だけを想い続ける一途な恋を描く、切なく愛しいお伽噺。

OVA全4話で構成されている。ハイブリッド・チャイルドは元々お金持ちが持っているもので、自分好みに成長させることができる“男の妄想の極み”と作品内で語られている。しかし、1話と2話のそれぞれで登場するハイブリッド・チャイルドの葉月とゆずは主人の妄想の極みで作られてはおらず、また非常に深い主従関係の絆で結ばれている。このことからこの2人が他のものとは異なる特別なハイブリッド・チャイルドだと考えることができると思われた。

22『世界一初恋』(アニメ・漫画)
原作:中村春菊(角川書店)
監督:今千秋
〈あらすじ〉
コネ入社と言われるのが嫌で親の会社を辞め、出版社・丸川書店に転職した小野寺律。ところが配属されたのは、興味も経験も全くない少女漫画を扱うエメラルド編集部だった。おまけに、横暴な編集長・高野政宗が「初恋の人」だとわかり─大パニック!? こんな職場絶対に辞めてやる!と思いながらも、恋も仕事もちょっとずつ経験しながら一人前の漫画編集者になるために頑張る律だが……?

今作品の特徴は“出版社”という会社が細かく描かれている部分である。漫画家が担当者と相談しながら原稿を描き、刷る冊数の会議やフェアの企画提案、書店への営業など私たちが知っている“出版社”の仕事がより詳細に描かれている。ここから律たち担当者や会社全体が一冊の本を作るためにどのぐらいの時間をかけ、どれだけ奔走しているのか理解することができ、またその大変さも感じることが出来た。
高野への恋心を自覚した律がなかなか素直になれなくても高野に歩み寄る姿は非常に可愛らしい。
プロポーズ編というアニメが新しく放送されるため、その前にぜひ見て欲しい。

23『純情ロマンチカ』(アニメ)
原作:中村春菊(角川書店)
監督:今千秋
〈あらすじ〉
兄の友人で超有名小説家の宇佐見秋彦に、大学受験のため家庭教師をして貰うハメになった高校三年生の高橋美咲。ところが訪れた宇佐見の自宅で、兄と宇佐見を主人公にした「ボーイズラブ小説」を発見! 副業で丸川書店のサファイア文庫なんてボーイズラブレーベルで妄想小説を書いている宇佐見に、思わずキレた美咲だが、寝起き最悪な宇佐見に襲われて散々な目に。だが、兄の幸せを願って恋心を打ち明けようとしない宇佐見を見ているうちに、次第に美咲の気持ちに変化が生じてくる。そんな折、美咲は兄の転勤を機に宇佐見のマンションに居候することに...。

最初は戸惑いと葛藤ばかりで秋彦と向き合うことが出来なかった美咲だったが、共に過ごすにつれて秋彦を受け入れ、自分の気持ちと向き合おうとする恋愛の形には、美咲の純粋さが表現されていると思った。
また親友である美咲の兄・孝浩のことが好きで、気持ちを伝えても相手に迷惑をかけてしまうとして長年想いを伝えないままそばにいる秋彦に非常に切なくなる。結婚することになった孝浩に失恋した秋彦とそれを慰める美咲の道端でのシーンは切ないのだが、明彦の新たな恋愛のスタートでもあるため非常に印象的だった。

24『暁のヨナ』(アニメ)
原作:草凪みずほ(白泉社)
監督:米田和弘
〈あらすじ〉
高華王国、緋龍城―― 珍しい緋色の髪を持つ愛らしい王女・ヨナ姫は、この城で、戦を好まない優しい父・イル王や、幼なじみで彼女の護衛役を任されている若き将軍・ハクに大切に守られ、何不自由ない暮らしをしていた。
十六歳の誕生日を迎えるヨナのために祝いの宴が開かれることになり、従兄のスウォンも城を訪れる。幼い頃から想いを寄せるスウォンの来訪に喜ぶヨナ。だが、父イル王は、ヨナの結婚相手としてスウォンだけは認められないと頑なに拒む。困惑するヨナだったが、当のスウォンから自分の髪を褒められ、美しいかんざしをもらい嬉しくなる。その喜びも束の間、思いもよらぬ出来事がヨナの身に降りかかる。

最初は複数の男性に守られるお姫様のような女性が主人公だと思っていたのだが、ヨナは守られるだけではなく、誰かを守れるようになりたいと強くなっていく主人公で非常に衝撃的だった。その部分がほかの少女漫画にはあまりない今作品の魅力だと感じた。なぜなら、ヨナという強い女性が描かれていることで、仕事など社会で輝こうとしている現代の女性と重ね合わせることができて、誰でも読みやすい作品になっていると思われるからだ。四龍とハクと共に行くヨナの旅がどのようなものになっていくのか続きが気になる作品であった。

25『ダイヤルアゲイン』(漫画)
著者:ぴょん
〈あらすじ〉
不死身の身体となったノアは、裏社会でボディーガードの仕事を始める。そんな中ある不思議な男と出会い、未知なる世界へ足を踏み入れることになる。

不死身なため、自分の体を大切にしていなかったノアが不思議な男・アレンのもとで過ごしていくうちに自分自身に意識を向けるようになっていく。ノアは孤児院育ちで院長が亡くなってからしばらく愛されてこなかったため、アレンから「好きだ」「愛してる」など言われると非常に可愛らしい反応をする。そこが今作品の1番の魅力だと考えられる。ノアがアレンによって新たな体験をしていくことで、人間味の無かったノアの表情や行動全てが豊かになってやっと人間らしくなっていたように思われた。

26『クリミナル・インタビュー』(漫画)
著者:ぴょん   Queensa
〈あらすじ〉
オレ、殺人鬼に目を付けられちゃったみたい…?
ジャーナリスト志望の大学生ジョナサンが出会ったのは、とんでもない凶悪犯のキスターだった…!

読めば読むほど謎が増え、どのような展開になるのか分からなかったため続きが非常に気になってしまう作品であった。登場人物たちには必ず怪しい部分があり、キスター以外にも疑わう必要があるため混乱してしまう恐れもあるが、それも今作品の魅力だと思われた。ジョナサン以外にも犯人とされているキスターの視点もあるため、被害者と加害者両方向から物語を読み進めることが出来る。

27『スタンドマイヒーローズ』(ゲーム)
ジャンル:女性向けシナリオ×パズルゲーム
開発・発売元:coly
〈あらすじ〉
主人公は、憧れの麻薬取締官「マトリ」として入庁を果たし、男性だらけの職場に配属される。たった一人の女性課員として、警視庁、高校生、セレブ、はたまた裏の組織から有能な男性たちをスカウトする

パズルをクリアしていってメインストーリーやキャラストーリー、イベントストーリーなど様々な物語を楽しむことが出来る。さらに、好きなキャラクターを撫でたりプレゼントをすることで、ゲージが上がり特殊なキャラストーリーも読めるようになっている。
パズルは初心者でも分かりやすく楽しめるものになっているため、誰でも簡単にクリアできると思われる。ストーリーに関しては、実際に現実に存在する厚生労働省麻薬取締部、通称“マトリ”の業務を中心に起こる事件について描いており、非常にリアリティを感じるものになっている。さらに登場キャラ一人一人の設定がしっかりしているため、キャラストーリーも読み応えのあるものになっている。今年で3周年を迎える今作品だが、これらの部分が未だに人気が衰えず、より高まっている理由なのではないかと考えられた。それぞれのキャラを担当する声優も若手からベテランまで出演しているため、誰でも必ず推しを見ることが出来ると思われる。今年の10月にアニメ化するため、そちらもぜひオススメしたい。

28『100回泣くこと』(映画・小説)
著者:中村航
〈あらすじ〉
実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、彼女から「バイクで帰ってあげなよ」と言われる。ブックは、僕の2ストのバイクが吐き出すエンジン音が何より大好きだった。4年近く乗っていなかったバイク。彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで僕は彼女に「結婚しよう」と告げる。彼女は、1年間(結婚の)練習をしようといってくれた。愛犬も一命を取り留めた。ブックの回復→バイク修理→プロポーズ。幸せの連続線はどこまでも続くんだ、と思っていた。ずっとずっと続くんだと思っていた――。

彼女の秘密を知った時主人公に感情移入はもちろんだが、素で泣いてしまった。結婚生活の練習として幸せな生活を送っていた2人があったからこそ、より一層悲しさが際立って読者を物語の中に引き込んでいたのではないかと考えられた。
全体的に辛く悲しい部分が多いが、秘密を主人公に知られないように耐え忍んでいる彼女の姿は特に胸を打たれる。

29『狼は花の馨り』全3巻
著者:りゆま加奈(フロンティアワークス)
〈あらすじ〉
昔、狼と白鹿が恋に落ち、番になった。その血を色濃く受け継ぐ白い髪の子供は“白鹿”と呼ばれ、代々王族の番となる宿命だった。
王都を守る兵士のイルウェスは、ある村で幽閉されていた金色の瞳の白鹿を助け出す。やせ細り言葉も話せない白鹿に『アルタ(金色)』と名付け、2人は少しずつ心を通わせていく。美しいもので溢れる外の世界に目を輝かせる無邪気なアルタを「守ってやりたい」と願うイルウェス。だが、アルタは掟により王族に嫁がなければならなくて……。

アルタは最初言葉も話せず、まるで獣のように人を拒絶していた。しかしイルウェスによって言葉も覚え、様々な感情を出していく、その過程は非常に可愛らしく、庇護欲をかき立てるものだった。
身分の差によって自分の気持ちに悩むイルウェスとは反対に、真っ直ぐにイルウェスを想うアルタの健気さに胸が熱くなる。
描写は非常に綺麗で、全く過激なものでは無いためBL初心者の方にも導入編として是非読んでもらいたい。
性別は違くても、読んでいてこんな純粋な恋をしてみたいと思える作品だった。

30『朝顔』(ドラマ)
原作:香川まさひと(作)・木村直己(画)
・佐藤喜宣(監修)
脚本:根本シンジ
〈あらすじ〉
乃木朝顔は神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者。新米とはいえ、周囲から一目置かれるほどに優れた技量と豊富な知識を併せ持つ朝顔は、実直な人柄で、自分よりもつい相手のことが気になってしまうような愛情深く優しい女性だ。そんな朝顔は捜査畑一筋の刑事でもある父・平と2人で寄り添うように暮らしている。他愛もない会話と穏やかな笑顔。2011年3月11日から変わらない娘と父の日常。そこに母・里子の姿はない。あの日里子は父親の嶋田浩之に会うために生まれ育った東北のとある海沿いの町に帰省していた。

命を救おうとする医者のドラマはあまり珍しいものでは無いが、亡くなってしまった方とその遺族を救うため、遺体に隠された真実を調べる法医学者を描いたドラマは非常に珍しいと思った。法医学者が行う司法解剖はただ死因を確認する作業だと思っていたが、遺された人たちに、愛する人たちを置いて突然死んでしまった遺体の人物が伝えたかったメッセージを伝える作業なのではないかと思われた。そのため、遺体と遺族に真正面から向き合う朝顔たちの姿は非常に印象的で感動した。

以上夏休み課題30点です。
2019/10/1(Tue)11:35 ...No.1722