米村ゼミの掲示板
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▼二年 田村 RES
9月29日 日本児童文学学会 感想

戦争のドキュメンタリーやアニメは今まで見てきたが、実は『この世界の片隅に』はまだ見た事がなかった。しかし、『火垂るの墓』などの他の戦争作品と比較する事で映像技法や受容者との関係など今作品の特徴が考察しやすかったと思う。
すずの絵画の世界になる映像の変化からすずが見ている世界以外にもあるかもしれないという可能性の提示、また観客に立ち位置を考えさせる役割があるという自分では考えつかないであろうメタ・アニメーションの考察は特に印象に残った。
昔から日本の戦争作品を見ると被害者意識が強く見られ、加害者意識はあまり見られない事が疑問であった。今回の講義で改めてその事を感じ、非常に共感できた。
大学の授業以外でこのような講義を受けたことがなかったので、多くの人の考えを知る事が出来て非常に楽しかった。また機会があったらぜひ受けてみたい。
2018/10/18(Thu)16:43 ...No.1682
▼二年 白井 RES
作品紹介
『ばらかもん』
作者:ヨシノサツキ
出版社:スクウェア・エニックス
掲載誌:ガンガンパワード、ガンガンONLINE、月刊少年ガンガン
アニメ放送期間:2014年7月〜9月

<あらすじ>
若きイケメン書道家、半田清舟は書道界の重鎮を殴った罰として、父親から長崎の五島列島で一人暮らしをするよう命ぜられてしまう。
都会の温室で育った半田は耐性のない田舎の環境や島独特の人間関係に戸惑いながらも、次第に島の人々のあたたかさに気づき、自分の書や自分自身の心を見つめなおすようになっていく。

<考察・見どころ>
この作品は半田の心の成長を描くだけでなく、その成長を書道のスタイルの変化に見て取れるところが非常に魅力的だと思う。
最初は、お手本のような字を書いていた半田であったが、島の人々との交流を通じて考え方が変化し、徐々にデザイン書家の形になっていく。
このように書道の変化が半田の心の成長の証として作用しているところが非常に興味深い。
また、作者が五島列島の出身ということもあり、島での生活や様子が大変リアルに描かれている。五島の方言や郷土料理が登場し、東京での生活とのギャップを感じさせるシーンが数多く登場する。都会育ちの半田の視点から島の生活を見ることによって私たち視聴者も五島列島の生活を疑似体験することが出来るところもこの作品の魅力の一つである。
日常アニメでコメディ要素も強いが、教訓めいた話や、感動する話も多く、見るととても心が温まる作品だと思う。少し疲れたときや悩んでいる時にこそこの作品を見て欲しい。
2018/10/17(Wed)13:23 ...No.1681
▼2年 葛山 RES
作品紹介
『B-project』
・総合プロデュース:西川貴教
・企画・原作:志倉千代丸
・キャラクターデザイン:雪広うたこ

<あらすじ>
業界大手のレコード会社「ガンダーラミュージック」に新人ディレクターとして就職した主人公。まるで仕掛けられた人生の罠であるかのように、入社早々『キタコレ』『THRIVE』『MooNs』という3ユニットの担当を命じられてしまう。
初めての仕事は一筋縄にはいかず、様々なトラブルや悩み、スキャンダルに、ゴシップニュースなど次々と巻き起こっていく。日々苦悩しながらも、メンバーの支えを糧に奮闘するアイドルエンタテインメントストーリーズ。

<考察>
何よりおすすめなのは楽曲である。このプロジェクト自体、アニメ化によって認識された感が否めないが、もともとキャラクターソングから始まりラジオ、ゲーム、舞台化まで進んだ。そして、どのコンテンツでもカギとなったのは楽曲であり、西川×志倉の作り出す世界観はほかのアイドルソングとは一味違うのである。
様々なメディアを巻き込んでいく新しいコンテンツとしてこの作品は成り立っており、その原動となっているのはやはり総合プロデュースを手掛けている西川貴教の存在が大きい。現役歌手(アイドル)としても活動している彼がプロデュースすることによって、ここからさらにこの作品は各方面に影響を与えていくのではないかと考えられる。
2018/10/15(Mon)14:11 ...No.1680
▼4年 佐藤 RES
10/12(金) 大学院公開講座
戦前期カナダ日系移民の文学環境について 感想

 日系移民と聞いてカナダを連想する事が少なく知識が乏しかったため、その基礎から文学的観点まで知る良い機会となった。
 『大陸日報』は新聞という形ではあったが、掲載内容を見ると回覧板や週刊誌的な側面も持っていたように思われた。小説の連載や読者投稿欄の設置が行われていた事は、書店での和書の取り扱いの多さも含め、当時の日系人コミュニティでは異国に渡りながらも母国文化への希求は強かったのだろうと感じられた。
 また、鈴木悦が執筆した社説については大変興味深かった。日本にいる人へ投げ掛けられた文章をカナダにいる人々が読むという構造は、従来の日本文化への問題意識を向けさせる上で非常に効果的だったのではないだろうか。1つの物事を異なる視点から見るというのは時代を問わず大切な事であり、自分も意識していかなければならないと感じた。彼の持つ眼差しはとても面白かったため、機会があれば全編を通して読んでみたい。
2018/10/15(Mon)02:14 ...No.1679
▼4年 佐々木 RES
10/12 後期振替授業
戦前期カナダ日系移民の文学環境について 感想

 カナダの日系移民については知らないことが多く、今回の講義で当時の状況や歴史的背景を知ることができた。『大陸日報』のような当時の状況を知ることができる資料が残っていることや、それを読み解こうとする研究は、歴史を埋れさせずに伝え、知っていくために非常に重要なことだと感じた。
 また、その中で文学研究の方法論が役に立つということも興味深かった。同じ文章を読んでも、日本にいる私たちとカナダに渡った日系移民とでは少し視点が違ってくるというのは大事な指摘だと感じた。
 書き手の真意を読み取るためには、その作品や資料の時代背景や成立背景といった、作品外部の状況と合わせて読み解くことが必要なのだと改めて感じ、『大陸日報』の記事は、書き手が想定した読者の「読む」行為まで含めて意味があるのだと思った。
2018/10/14(Sun)11:39 ...No.1678
▼二年 金成 RES
10/12 戦前期カナダ日系移民の文学環境について 感想

当時カナダに移民として渡った人たちがいたことは知っていたが、彼らの生活環境については知らなかったので、今回の講義で知ることができて良かった。
鈴木悦は入社の辞や「亡命の人」などにカナダ日系移民に対して意識改善を促す啓蒙的なメッセージを込めていた。当時のカナダと日本の意識が大きく違っていたことを知ると同時に、それを指摘した鈴木悦の功績は大きいと感じた。
「亡命の人」の説明で、日本にいる人に対して書いているような文体だが、実際に読むのはカナダに渡った日本人だ。読者は日本にいた頃の自分と現在カナダにいる自分という二つの視点から読むことができるという話があった。一つの文章を二つの視点から見ることができるという点がおもしろいと思った。このような見方が自分でもできるようになりたいと思う。
鈴木悦と田村俊子の関係や山崎寧についてなどちょっとしたエピソードを交えての講演だったので、内容をより身近に感じることができた。晩香坡日本文庫について機会があれば詳しく聴いてみたい。
2018/10/14(Sun)10:19 ...No.1677
▼4年 吉満 RES
後期振替授業
10月12日
戦前期カナダ日系移民の文学環境について

カナダにおける日系移民の生活環境や第一次世界大戦などを背景にした文学的価値が、大変貴重で複雑なものだと感じた。『大陸日報』の軽い内容を聞いたが、巷のちょっとしたおもしろ話から事件、連載小説など、新聞という形ではあったが今でいう週刊誌の内容に近いと思った。
また、文学研究における視点の置き方が勉強になった。考え方次第で、同じ内容でも違う意味に見えてくるのだと実感した。
2018/10/13(Sat)21:57 ...No.1676
▼yonemura
あのような資料(新聞)の読み方に、文学研究の方法が有効なのだと、私も実感しました。
2018/10/14(Sun)08:58
▼二年 田村 RES
作品紹介

『フルーツバスケット』

・ 作者 高屋奈月
・ 出版社 白泉社
・ 掲載誌 花とゆめ
・ 巻数 全23巻 愛蔵版 全12巻
・ アニメ放送期間 2001年 7月5日~12月27日
・ アニメーション制作 スタジオディーン

〈あらすじ〉
海原高校1年の本田透はとある事情により山でテント暮らしをしていた。しかし、その場所は同級生・草摩由希の一族が所有するものであった。何とか土地を貸してもらえないかと由希たちに頼む透だったが、今までの無理な生活からか熱を出し、さらに土砂崩れでテントが崩壊してしまう。由希たちの勧めにより草摩紫呉の家で新たな生活を始める透、するとそこに由希を目の敵にする草摩夾が突如現れる。2人の喧嘩を止めようとする透だったが、転んで夾に抱きついてしまう、さらに夾が猫の姿になって…。

〈見どころ・考察〉
一族の一部の人間が十二支の物の怪に憑かれ、異性に抱きつかれるとその物の怪に変身してしまうという草摩一族に引き継がれてきた呪い、これを中心に物語は進んでいく。物の怪憑きの過去は壮絶で、始めはそんな過去から目を背けてばかりだった子どもたち。しかし、そんな深い闇を抱える彼らを透はまるで“母親”のように優しく受けいれ、自身も共に成長していく。自らの過去と向き合い、傷つきながらも必死に生きていく登場人物たちの姿に読者は胸を打たれるだろう。
また、これらの人物達から紡がれる言葉は読者を感動の渦に巻き込んだり、笑わせてくれたりするものばかりなため見どころだ。一人一人性格などの設定が細かく決められているため自分と似た性格のキャラを見つけられ、共感しながら読むことができる、さらに感情移入がしやすく独特の世界観に浸れる作品になっている。そしてそんな透たちの子どもの生活を描いた『フルーツバスケットanother』も続けて読んでもらいたい。
2018/10/13(Sat)21:46 ...No.1675
▼4年 土屋 RES
後期 振替授業
10月12日(金)
戦前期カナダ日系移民の文学環境について

移民と聞くとハワイや満州のことが多く語られがちなので、カナダへの移民とその文学文化については今回初めて聞いた。
発行されていた新聞には戦争関連の記事らしい記事だけでなく、お見合い結婚からのドロドロ関係なども掲載されていたという話には、新聞というよりコミュニティのお便りのような意味合いがあったように感じられた。
鈴木悦が加入してからの大陸日報は、読者に対する啓蒙的文章や日本の在り方についてなど問いを投げかけるものが増えていたあたり、大きな戦争に際して「日本」を問い直す時期だったのではないかと考えた。
また田村俊子が増やした文学的側面や読者欄は、当時の女性運動の波を持ってきたものだと思った。
国内外・男女問わず日本人のコミュニティでこの時期に発行されていた書籍や新聞は、全体的に情報を伝えるためというよりも考え方を伝えて問題に取り組もうという姿勢があるように感じられた。
2018/10/12(Fri)23:11 ...No.1674
▼yonemura
なるほど。今回の講演は、みんながあまり触れることのない話題だったけれども、こういう研究も、日本文学文化研究で取り組んでいるのだと、ゼミ生に知っていただきたいと思って、企画しました。数年前には、日高先生が集中講義したメキシコの大学院学生が、ポップカルチャーの質問のため、私の研究室にきました。遠いようで、実はみなさんの研究のすぐ隣りにある話題なのです。
2018/10/14(Sun)09:03
▼二年 白井 RES
9月29日 日本児童文学学会 感想

『この世界の片隅に』についての講義を聞き、自身では気づけなかったアニメーションの特徴や考察を聞くことが出来たのが大変興味深かった。特に、『この世界の片隅に』を考察するにあたって『火垂るの墓』『宇宙戦艦ヤマト』『紅の豚』などの他作品と比較しながら映像の特徴や戦争の描き方の差異を説明されていたのが印象的だった。
また、外部の講義に参加する機会はめったにないため、普段他の大学の先生方のご意見や文学に精通されている方々のお考えを聞くことは出来ないが、今回参加したことによって様々な方々のご意見を聞くことが出来たことは私にとって非常に貴重な体験だった。
日本は戦争について描くとき、自分たちが被害者であるかのように描く節があるという話を聞いて、確かに日本の戦争にまつわる作品にはそのような被害者的な立ち位置で描いている作品は多いと改めて感じた。しかし、日本も朝鮮を植民地にしていた過去や、非人道的な行いをしてきたことは否めないので、常に被害者的立ち位置から戦争を語ることは違うのではないかと考えた。その点、この作品は感情移入しにくくなっているため、第三者的立ち位置で物語を見ることが出来る優れた作品であると言えると思う。
機会があればまた、外部講義に参加したい。

2018/10/12(Fri)19:47 ...No.1673
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