・・・参創ハウテック・社長の清水のひとりごと・・・
sansoh
参創ハウテックの代表の清水です。
新築とリノベを併せ、20年にわたり500以上の家づくりに関わってきました。その経験で得た結論は「家は住み始めて価値が生まれるもの」ということです。

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2010.10.13 Wed:「ビジネスパーソンに必要な学力」
 以前、同じ様なことをコラムに書いたことがありますが、工務店の仕事は近年すごく、難しくなってきました。

コンプライアンス、ローンや保険などの金融のこと、メンタルのこと、インテリアのこと、
家電や設備のこと、マーケティング知識、通信回線などのこと、国や地方自治体の補助金のこと、消防設備などのこと、不動産のこと、税金のこと。

その中から、住宅建築に必要なことを抽出して、情報開示することを求められます。

要するに知術のない住宅屋は必要なくなったのです。

現にここ6、7年足らずで、通称ゼロイチ工務店(0〜1棟/年)を中心に5万社以上が消えてしまいました。

ものづくりを磨き、理科的知識を研鑽し、設計力を向上させ、金融や法律を学び…。

昔のように大工さんでは、家が建てられなくなってしまいました。

日々進化を余儀なくされる家造りの仕事。

依頼先を決める時は、選ぶ会社の知見も広さや深さを見極めてほしいものです。




posted 18:17|No.944|日々のできごとcomments(0)
2010.10.15 Fri:「小さな秋」
数年前になりますが、娘が通学していた小学校で「家の近所で秋を見つけてくるように」という宿題が出され、ちょっとした手伝いをしたことがあります。

子供と一緒に秋を見つけようと、近所の紅葉や落ち葉を捜しましたが、学校に提出できるほどの教材が集まらず、結局車で15分程度のところにある川口市のグリーンセンターへ出かけ、やっとの思いで松ぼっくりや栗、そして真っ赤に焼けたもみじの落ち葉などを集めて持ち帰り、親の面目を保ったのでした。


 親である私自身は、そこら中に季節感が転がっている北海道の大自然の中で育ったせいか、「秋を見つける」などと言った、いかにも都会的で高尚な宿題に向き合った経験がなく、「秋」という季節を表現する様々な名詞を捜すと言う行為に、少しばかり詩の世界を楽しむような清々しい気持ちになれたことを思い出しました。
  
春から夏にはクロロフィル(緑葉素)の働きで、新鮮な緑の葉を湛え、朝夕の最低外気温が8℃を下回る季節には、カロテノイドが葉を黄色に染める。さらに5〜6℃以下に冷え込むことで、アントシニアンが活性化して葉を真っ赤に染め始めるのです。ちょうど11月初旬から下旬にかけて、幹の先端から赤・黄色・緑の三色を基本にした色とりどりのコントラストが、なんと言っても見事なのです。

誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが 見つけた

小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた

お部屋(へや)は北(きた)向(む)き くもりのガラス

うつろな目(め)の色(いろ) 溶かしたミルク

わずかな隙(すき)から 秋の風(かぜ)

小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた

 今から50年以上前の昭和30年に作詞作曲された有名な童謡「小さい秋」の二番の詩です。

 現在では北向きの部屋の窓の結露はペアガラスで解決しており、わずかな隙間風は気密を向上させた工法で、冬も省エネで暖かい家に生まれ変わってしまいました。

この詩の語感から読み取れる当時の住宅事情。演歌の「心に吹く隙間風」なら未だしも、今ではまず詩になりえない「家の隙間風」。

家の中からも情緒的な趣は減ってしまったのだと、あらためて納得してしまうのでした。

 ならばせめて、家の敷地内に季節を堪能できる植木を配置し、癒しを求めるのは住宅屋ゆえのおじさんの抵抗なのでしょうか。

posted 19:05|No.945|コラム(改訂版)comments(0)
2010.10.16 Sat:「調布の地鎮祭」
 今朝の東京は久しぶりに朝から良く晴れ、絶好の地鎮祭日和。

調布の現場の地鎮祭に参列して参りました。

京王線調布駅付近は、2年後に地下化を目指し、工事の真っ最中。

電車が地下に潜れば、劇的に街並みも変わるのでしょうね。

いつも思うのですが、家づくりを決断する理由は様々で、十人十色です。

子育てだったり、親との同居だったり、離別だったり、結婚だったり、教育だったり・・・・。

そう考えますと、やはり家というのは、長持ちさせて流通する仕組みをつくることが必要です。

長持ちさせることに価値がある家。

弊社の目指す方向です。
posted 13:36|No.946|家づくりcomments(0)
2010.10.18 Mon:「取材の取材」
 写真は先日、雑誌「憧れのキッチン」(ネコ・パブリッシング刊)の取材を受けた時の取材チームの写真です。

 リフォームとしては大規模な工事でしたが、残念ながら住宅全体の方は他社で施工です。
 ekreaキッチンを通じてお客様と知り合った時は、すでに決まっていました。
 そういうわけで弊社はキッチンのみの設計施工です。

 お客様からは、「他社のショールームに行くと、『それはできません』と否定から入りますが、ekreaの塩田さんは『やってみます』という返答で頼りになりました。
 本当に無理なことは結果的にできなくても、塩田さんが言うのなら本当にできないのだろうと納得した次第です。」

と、お褒めの言葉を戴きました。本当にありがとうございました。

posted 18:36|No.947|日々のできごとcomments(0)
2010.10.19 Tue:「世界ではいろいろな事が起きているようで」
 台風13号がフィリピンルソン島を通過し、中国河南に向かうようです。

この台風は19年ぶりに900hpを下回り、885hpまで発達した極めて珍しい、非常に強い(一時は猛烈な強さ)台風のようです。

 被害に遭われた方々のお見舞いと共に、地球温暖化の凄まじさを実感させられました。

また、日本国内では町の中に熊が出没するニュースが連日報道され、今まで考えられなかったことが起きています。

昨日は北海道の知床の斜里町の町の中をあの獰猛なヒグマが白昼堂々と歩いている映像が伝えられています。

私はいつも「台風」と「熊」には過敏に反応してしまうようです。

私の育った北海道はあまり台風の影響は受けないところですが、1954年9月の台風15号(洞爺丸台風)は、蝦夷っ子の伝説的事件だからです。

幼ない頃、祖父から6畳間ほどある店の看板が、紙きれのように吹っ飛んでいったなどと、その時の様子をちょくちょく聞きました。

また熊と言えば北海道は羆(ヒグマ)の生息地。体格とどう猛さは月の輪熊とは比較になりません。

こちらの方も、山の中で二度遭遇したという祖父の武勇伝を何度も聞かされているからです。

私の潜在意識の中に完全に刷り込まれているようです。

祖父からはこの他にもいろいろな民話を聞かされ、子供心に何度聞いてもまた聞きたいと思ったものです・・・。
posted 15:36|No.948|日々のできごとcomments(0)
2010.10.21 Thu:「SOWE design プロジェクト会議」
 今日はNCNさん(SE構法供給メーカー)で標記の会議に出席。

会議も4回目ですので、その全体像が見えてきました。

ここのところ、脚光を浴びたパッシブデザインハウス。(民主党政権でも一目置いている)

SE構法は高耐震性と大きな開口がメリットですので、このメリットを最大限に引き出し、太陽エネルギーの活用方法を定量的に採用できる新しいアイディアです。

トップライトの試作品も出来上がり、また新たに問題点も浮上してきました。

開発というのは、三歩進んで二歩下がり、でも少しづつは前に進んでいくものです。

さて住宅の温熱環境への取組みについては、様々な考えの流派に分かれる方向です。

全く無頓着派としっかり取組み派。

さらにしっかり取組み派の中で、家を閉じて高断熱化推奨派とある程度の断熱性能を求め、且つ外に開く流派に分かれます。

 日本という国はもともと季節感あり、侘び寂びを満喫できる気候風土がありますので、弊社の考えは圧倒的に開く派でいくつもりです。

 いずれにせよ、温熱環境を整えることは定量的に数値として把握できなければ、そこまでいけません。

 SOWEプロジェクトはそのような意味からも、将来的に楽しみなプロジェクトであり、最終的に重量木骨PPのメンバーが上手に使いこなすことを切望しています。(上辺だけでは駄目!)




posted 18:03|No.949|家づくりcomments(0)